こんばんは!はるいちです。
先日、かねてから勉強していた【MOS(Microsoft Office Specialist)のWord】という、
資格試験を受験しまして、見事一発で合格することができました。
今日は、MOS資格試験(Word)に合格するために私がやった勉強方法を中心に、
勉強時間、受験方法、合格するためのアドバイスについてお伝えしたいと思います。
MOS資格取得を目指している方にとって、参考になれば嬉しいです。
このような方におすすめの記事です。
💻MOS資格試験に興味がある方
💻独学でMOSに合格したい方
💻パソコンに苦手意識を持っている方
私のパソコンスキル
その前に、まずお伝えしたいのは、
私はるいちは、パソコンが大の苦手ということです。
ちなみに私の父は万年ガラケー、母は携帯電話すら持っていません。
THE昭和という感じの、真面目で不器用な両親のもとで育ったということもあり、
学生時代、基本的に私がパソコンを触る機会は学校の授業のみでした。
また、社会人になってからは接客業なのでほとんど仕事でパソコンは使いません。
これでは時代に取り残されると思い、数か月前からまずは『MOS資格取得』と、
『ブログ開設』に挑戦することにしました。
パソコン初心者の私でも、独学で『MOS資格取得』と、
『ブログ開設』をすることができました。
MOS資格試験の概要
私は1年前まで、【MOS】という言葉すら知りませんでした。
転職をしようか悩んでいた時期に、色々調べているうちにこの資格の存在を知ったくらいです。
まずは、【MOS】の概要についてご紹介したいと思います。
【MOS】とは?
「MOS」とは、マイクロソフト オフィス スペシャリスト
(Microsoft Office Specialist)の頭文字を取ったものです。
ExcelやWordをはじめとするパソコンソフト「Microsoft Office」製品のメーカーである、
マイクロソフトが、ソフトの利用スキルの一定水準を満たしていることを認定する資格です。
MOS資格はスペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)に分けられ、
同一バージョン内で所定の科目に合格するとマイクロソフトオフィスマスターの称号が獲得できます。
MOS資格は、取得しておけば一定のスキルを持っていることを証明できるため、
就職活動や転職活動なども有利に進められると言われています。
【MOS】の難易度
MOS資格にはスペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の2つの難易度があります。
MOS資格の合格率はスペシャリストが約80%、エキスパートが約60%と言われており、
コンピュータ関連の資格の中では、全体的に難易度は低いと言えます。
私は全くの初心者なので、スペシャリスト(一般)を目指しました。
合格率約80%とはいえ、参考書や通信教育などで試験対策をする必要がありますし、
なんといっても受験料が、50分の試験で10,780円と割高なので、
しっかりと対策をして、一回で合格したいところです。
【MOS】の受験方法
MOS検定には「全国一斉試験」と「随時試験」の二つがあり、
それぞれによって試験実施日時が異なっています。
「全国一斉試験」は、毎月1回~2回、全国の一斉試験実施会場より選択して受験します。
「随時試験」は、全国約1700の試験会場から自分が行きやすい場所を選択して受験します。
各試験会場によって試験日程が異なりますが、ほぼ毎日試験を開催しています。
私は、「随時試験」で地元のパソコン教室で受験しました。
事前に自分が受験したい会場に直接電話をして日程を決め、
期限までに受験会場に行き、申込用紙の記入と受験料を現金で支払いをします。
MOSについての詳細はこちら。(https://mos.odyssey-com.co.jp/about/)
MOS資格試験【Word】の勉強方法
私の場合、FOM出版の『よくわかるMicrosoft Word2019基礎』と、
『よくわかるマスターMOS Word365&2019対策テキスト&問題集』の2冊を使いました。
試験1か月前からは、問題集に付いているCD-ROMで模擬試験をひたすらやりました。
『よくわかるMicrosoft Word2019基礎』
MOS資格取得に向けて、まず私はMOSの問題集を購入。
その問題集では、最初に「Wordスキルチェックシート」という、
最低限必要とされるWordの基礎知識が習得済みかどうか確認できるものがあったのですが、
その結果、私は「Wordの基礎知識が習得できていない」という判定を受けました。
そのため、まずはWordの基礎を身に付けるべく、
『よくわかるMicrosoft Word2019基礎』から勉強をスタートしました。
このテキストは、文字の入力方法から表の作成、画像の挿入まで分かりやすく解説されていて、
Wordを一度も使ったことがない方でも一から学習することができます。
テキストを読みながら、パソコンを操作し問題を解いていくというものです。
私の場合は、前半は問題なく復習程度の感覚で進められたのですが、
だんだんと知らないことも増えてきて、Wordの奥深さを痛感しました。
Wordの知識に自信がない方は、まずはこのテキストから始めることをおすすめします。
『よくわかるマスターMOS Word365&2019対策テキスト&問題集』
ある程度基礎が身に付いたところで、問題集に取りかかりました。
この問題集一冊で、出題範囲を全て網羅していると言われているだけあって、
より実践的な内容のテキストでした。
初めて学ぶことも多く、中には難易度が高いものもありましたが、
しっかりと解説されていますし、章の終わりに確認問題もあるため、
難しい内容でも理解することができました。
また、この問題集では模擬試験ができるCD-ROMも付いています。
2冊のテキストを一通り学習できたら、必ず挑戦してほしいです。
今振り返ると、この模擬試験を何度も繰り返しやったことが合格につながったと思います。
試験時間は本番と同じ50分、問題数や試験内容も本番さながら。
私は試験1か月前ぐらいから模擬試験に挑戦しました。
最初は、試験時間を大幅にオーバーしたうえ、正答率も3割くらいでした。
合格ラインが7割なので、これで大丈夫かと不安になりましたが、
間違えた箇所をしっかりと解説を見ながら復習しました。
模擬試験は5回分収録されていましたが(第3回目はシステムエラーなのか採点されず)、
とにかく挑戦して、間違えたところは分かるまで復習を繰り返しているうちに、
同じ傾向の問題が結構あるなと感じ、だんだんスラスラ解けるようになり正答率も向上。
試験1週間前は、ランダムに出題される模擬試験に挑戦。
正答率を9割近くまで上げることができました!
MOS資格試験【Word】の勉強時間
私の場合、合計勉強時間は約60時間。
基本的に週に2時間ぐらいしか勉強時間が取れず、
月約10時間×6か月=約60時間という感じでした。
できればもっと短期集中で勉強したかったです。
✔『よくわかるMicrosoft Word2019基礎』→約2か月間
✔『よくわかるマスターMOS Word365&2019対策テキスト&問題集』→約2か月間
✔模擬試験→直前1か月
私は、基礎知識がなかったのでこれだけ時間がかかってしまいましたが、
一般的な知識のある方は、問題集と模擬試験のみの勉強で、
かつ私の半分の勉強期間で合格を目指せると思います。
地元のパソコン教室にて受験
そして試験当日。
出題された問題は、模擬試験の内容とほぼ同じでした。
解いた印象としては、7割ぐらいは自信あり、2割はやや不安、残り1割がよくわからなかった、
という感じです。
不安のある問題はどんどん飛ばして、分かる問題から解いた結果、
10分ほど見直す時間ができ、この時間が自分の中ではかなり大きかったです。
そして試験終了。
結果は、その場で分かります。
78%で合格することができました。
この採点シートは、試験後すぐに印刷してもらうことができます。
正式な合格証は、後日郵送で送られるとのこと。
とりあえず、合格できてホッとしました。
合格してから約1か月後、正式な合格証が送られてきました!
さいごに
今日は、MOS資格試験(Word)に合格するために私がやった勉強方法を中心に、
勉強時間、受験方法、合格するためのアドバイスについてお伝えさせていただきました。
WordやExcelができるということを客観的に証明できる【MOS】。
仕事での業務効率が向上するだけでなく、昇進や転職などに役立ちます。
実際初めて受験してみて感じたのは、他の受験生はみんな20代くらいの若者ということ。
これからの時代、【MOS】の重要性が高まっていくのではないかと思いました。
今後、MOSを受験される方は、
①「Wordスキルチェックシート」で自分の今の実力を知る。
②実力に応じてテキストで勉強。
③模擬試験を何度も解き、正答率9割まで持っていく。
④本番は分かる問題から解き、見直しの時間を作る。
これがポイントだと感じました。
繰り返しになりますが、受験料高いので一発合格できるよう対策を練ることが大切です。
ご覧いただきありがとうございました。
次はExcelに挑戦します!!
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