意外と知らない【春のセンバツ】と【夏の甲子園】の違い

こんばんは!はるいちです。

8月になり、いよいよ夏の風物詩「甲子園」が開幕しようとしています。

実は私、小学校4年生のときに少年野球を始め、以後学生時代は野球に打ち込んでいました。

野球を始めたきっかけは、ちょうど横浜高校の松坂大輔選手が高校野球の全国大会、

甲子園で春夏連覇を成し遂げた光景を見て、カッコいいと思ったから。

特に松坂大輔選手、夏の甲子園決勝でのノーヒットノーラン。

あれにはしびれました!私も影響を受けた一人です。

阪神甲子園球場

ということで、野球経験者なら憧れの舞台「甲子園」。

野球をあまり知らない方でも、一度は耳にしたことがあるであろう「甲子園」という言葉。

ただ、多くの方が夏のお盆の時期にテレビを付けたら高校野球やってるねと思うぐらいで、

あまり甲子園について考えることは少ないのかと感じます。

そこで、今回は球児憧れの舞台「甲子園について、徹底的に解説したいと思います。

この夏、目標に向かって愚直に努力してきた高校球児の姿を多くの方に見ていただければ嬉しいです。

⚾甲子園の春と夏の違いを知りたい方
⚾野球好きの方
⚾これから野球について勉強したい方

このような方におすすめの記事です↑

『甲子園』とは?

一言で「甲子園」といっても、「春のセンバツ」「夏の甲子園」「阪神タイガース」など、

関連する言葉が幾つかありますが、

まず「甲子園」とは、兵庫県西宮市甲子園町にある「阪神甲子園球場のことをいいます。

「阪神甲子園球場」は、プロ野球チームの「阪神タイガース」の本拠地で、

プロ野球のシーズン中は、基本的に阪神タイガースの試合で使われます。

ただ、阪神甲子園球場は元々高校野球をするために建設された球場なので、

毎年3月下旬~4月上旬に開催される「春のセンバツ」大会と、

毎年8月上旬~下旬に開催される「夏の甲子園」大会の試合会場として使われ、

プロ野球が開催されている夏の期間も、「夏の甲子園」大会が優先的に使用されています。

そのため、「高校野球=甲子園」として親しまれるようになりました。

『春のセンバツ』とは?

年に2回開催される、高校野球の全国大会「甲子園」ですが、

そのうちの一つである毎年3月下旬~4月上旬に開催される「春の甲子園」は、

正式名称「選抜高等学校野球大会」といいます。

この大会に出場できるのは、選考委員会に選ばれた高校のみであるため、

春のセンバツ」と呼ばれるようになりました。

「春のセンバツ」に出場するための選考基準は、

一般選考21世紀枠(特別選考)明治神宮枠の三つをもとにして選出されますが、

基本的には秋季地区大会でいい成績を残した高校が選ばれます。

一般選考

基本は一般選考によって、春のセンバツの出場校は決まります。

各地域によって一般出場枠というものが決められていて、

⚾北海道1校

⚾東北2校

⚾東京以外の関東4校(東京からは必ず1~2校)

⚾東海2校

⚾北信越2校

⚾近畿6校

⚾中国四国5校

⚾九州沖縄4校

という感じになっています。

例えば神奈川県の場合、毎年9月行われる秋季県大会で優勝、準優勝した2校が、

10月の関東大会に出場することができ、その関東大会でベスト4に入れれば、ほぼ選抜されます。

そのため、神奈川県の高校が関東大会で2校ともベスト4に入ることができれば、

神奈川から「春のセンバツ」に2校出場することができますし、

逆に、神奈川から1校も選ばれないこともあります。

21世紀枠(特別選考)

21世紀枠とは2001年の大会から導入された選考枠で、

「センバツの招待大会としての特性を生かし、高校野球の模範的な姿を実践している学校を選ぶ」

という理念から制度化されたものです。

21世紀枠は、野球部としての強さだけではなく、「模範的」という基準で、

全国から3校選出されます。

例えば、

⚾文武両道の学校

⚾限られた環境で創意工夫をした練習で実績をあげた学校

⚾部員数や練習環境などハンデがありながら好成績を残した学校

⚾ボランティア活動などを積極的に行い学校や地域に好影響を与えている学校

といった基準で選出されます。

明治神宮枠

その他に、毎年11月頃に東京の神宮球場で行われる、

秋の各地区大会で優勝した高校が出場できる明治神宮大会

優勝した学校は明治神宮枠として、「春のセンバツ」の出場権が与えられます。

このように「春のセンバツ」は、

一般選考枠28校、21世紀枠3校、明治神宮枠1校の合計32校が出場することができます。

『夏の甲子園』とは?

夏の甲子園」は、毎年8月に行われる高校野球の全国大会で、

正式名称「全国高等学校野球選手権大会」といいます。

「春のセンバツ」に比べて、「夏の甲子園」は出場校の選出基準はとてもシンプル。

6月中旬~7月下旬に行われる負けたらその時点で即敗退というトーナメント方式の各地方大会で

優勝した学校だけが出場することができます。

北海道は面積が大きいため南北に分けて計2校東京は学校数が多いため東西に分けて計2校ですが、

その他各都道府県から優勝校1校ずつが出場することができます。

合計49校が甲子園に集結し、ナンバーワンを決めます

ちなみに、10年に一度の記念大会(第90回や第100回大会といった節目の年)の際は、

出場校が拡大され、神奈川や大阪、愛知など参加校が多い激戦区では、2校出場できます。

いずれにせよ、高校球児が目指すべく憧れの舞台「甲子園」。

特に3年生は、甲子園を目標にこれまで血のにじむような努力をしてきており、

その集大成として、必死に頑張る姿に感動します。

さいごに

誰しも一度は見たことがあるであろう「甲子園」。

一般的には「夏の甲子園」をイメージすることが多いですが、

今回は「春のセンバツ」と「夏の甲子園」の違いについて解説させていただきました。

大きな違いは、参加校の数参加校の選抜方法

春は開催期間も短く、選抜方法もやや複雑ですが、

夏は非常に分かりやすいですし、3年生は最後の大会ということもあり、

野球に詳しくない方でも、見ているだけで楽しめると思います。

そして、とても感動します。

この夏、甲子園を見て頑張っている高校球児を応援してみてはいかがでしょうか。

夏の甲子園期間中、試合の模様はもちろん、
選手の素の表情も垣間見れる番組『熱闘甲子園
毎年見て、泣いてます。

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