井島由佳著『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』レビュー・本の概要・書評

こんばんは!はるいちです。

今回は井島由佳さんの著書、鬼滅の刃流強い自分のつくり方を読んだ感想と、

本の概要についてご紹介したいと思います。

『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』井島由佳著

こんな方におすすめの本です。

✔『鬼滅の刃』が好きな方

✔心理学に興味がある方

✔前向きになりたいと思っている方

目次

著者「井島由佳(いじまゆか)」のプロフィール

大東文化大学社会学部社会学科助教授。心理・キャリアカウンセラー。

1970年東京生まれ。東京家政大学大学院家政学研究科人間生活学専攻終了。

専門は教育心理学、キャリア心理学で、ライフキャリアと漫画に関する研究を行う。

学校教育において、キャリアデザインに関するテキスト作成と教員研修、

キャリアカウンセラー養成講座を長年担当。

大学のキャリアデザイン長として、学生の就職支援も行う。

また、キャリアデザイン授業のプログラムも開発している。

『鬼滅の刃』や『ONE PIECE』、『NARUTO』などの漫画を使った講義・研修が人気。

『鬼滅の刃』とは?

2016年の春に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載がスタート。

2019年4月から始まったアニメをきっかけに人気に火が付き、社会現象を巻き起こす。

コミックスや関連グッツは飛ぶように売れ、原作シリーズの累計発行部数は、

4,000万部(2020年1月現在)を突破。アニメの主題歌「紅蓮華」も大ヒットし、

今では国民的マンガのひとつに数えられるようになる。

(https://kimetsu.com/)

『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』の目次

第1章:強い自分づくりに欠かせない、たったひとつの心がけ

第2章:折れない心のつくりかた

第3章:強い人がやっている自分を強くする習慣

第4章:仲間をひきつける「強さ」の秘けつ

第5章:人間の弱さを鬼に学ぶ

『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』の要約

大学で心理学を教えている著者が、人気漫画『鬼滅の刃』は、

私たちが生きていくうえで大切なことや、良好な人間関係を築くうえで必要なこと、

人が強く生きるための教えなどが詰まった「人生の教科書」と表現しています。

そんな著者が本書を通じて、『鬼滅の刃』にこめられたメッセージを紐解き、

『鬼滅の刃』に出てきたエピソードを紹介しながら、著者なりの意見を述べている本です。

強い自分をつくるために欠かせない要素

はるいち

①何事にも諦めずにチャレンジする

目標に対する思いが強ければ強いほど、人間はより前を向いていけるものであり、

たとえ壁に跳ね返されたとしても、何度でも諦めずにチャレンジすること姿勢が、

大きな目標や夢を叶えるためには必要不可欠です。

はるいち

②壁にぶつかったときこそポジティブシンキング

誰にでも時には失敗することや、挫折することはあるが、

つまずいたときにそれをどう捉えるかが重要で、

ピンチをチャンスと受け取るかで、その後の行動が大きく変わってきます。

はるいち

③何事にも素直に取り組む姿勢が大切

目の前にある課題には、好き嫌いを言わずにまず取り組んでみたり、

興味があることがあれば、とりあえずやってみるというように、

何事にも素直に取り組む姿勢が大切です。

本書から学んだこと、感想

はるいち

①自ら積極的に人と接点を持つことの大切さを学びました

『鬼滅の刃』は、仲間との信頼や絆というものがなければ、

絶対に乗り越えることができない壁があるということを教えてくれます。

人間関係においても、すべての人と気が合うことはないと割り切ったうえで、

面倒くさがらず人と積極的に接点を持つように働きかけ、

その積み重ねが、自分を変える、相手が変わるきっかけになるということを学びました。

はるいち

②「誰かのため」という思いを持つ事が重要だと感じました

心理学の研究によると、人間は自分自身の楽しみから得られる満足感よりも、

他の人が喜んでくれることで得られる満足感の方が大きいと言われていて、

人のために行動することで、結果的にそれが巡り巡って自分を強くする、

という描写に感銘を受けました。

はるいち

「目標はできる限り人に伝えた方がいい」と思いました

「言霊」という言葉があるように、周囲に目標や願望を口にすることによって、

責任が生まれると同時に、目標に向けた行動を具体的に考えるようになると知り、

自分も実践してみようと思いました。

さいごに

今回は、井島由佳さんの著書、『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』を読んだ感想と、

本の概要についてご紹介させていただきました。

私も『鬼滅の刃』を全巻読破し、映画も2回見に行くほどの「鬼滅好き」ですが、

この作品がここまで「人が生きていくうえで大切な要素」が詰まっているとは、

考えたこともありませんでした。

私自身も年齢を重ねるごとに初心や謙虚さを忘れてしまいがちですが、

この本を読んで、改めて主人公の竈門炭治郎の人間性を見習い、

初心にかえることの大切さを感じました。

この本は随所に『鬼滅の刃』の名シーンが描写されているので、

自己啓発本をあまり読まない方でも、楽しめると思います

また、kindle版も出ているので、気軽にスラスラ読めておすすめです。

はるいち

この本の著者井島由佳さんは、
ほかにも『「呪術廻戦」流自分を変える最強の方法』という本も出版しています。この本も非常に気になります。

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