こんばんは!はるいちです。
今日は、長沼睦雄さんの著書『敏感すぎるあなたがうまく話せる本』を読んだ感想と、
本の概要についてご紹介したいと思います。
こんな方におすすめの本です。
✔HSP気質の方
✔対人関係が苦手な方
✔人との会話・話し方に悩んでいる方
著者長沼睦雄(ながぬまむつお)のプロフィール
十勝むつみのクリニック院長。精神科医。
1956年山梨県甲府市生まれ。北海道大学医学部卒業。
脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。
北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。
札幌療育センターにて、14年間小児精神科医として勤務。
2008年より北海道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、小児と成人の診療を行う。
2016年9月に開業。発達性トラウマ・HSP・神経発達症などを専門とし、
診療とセラピーに取り組む。
著書に、『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』(青春出版社)、
『子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』(誠文堂新光社)などがある。
『敏感すぎるあなたがうまく話せる本』の目次
序章:敏感すぎる人も、ラクに話せるようになります
第1章:誰かと話す前から、すでに疲れていませんか?
第2章:自分の話している内容が、「間違っているのでは」と気になる人へ
第3章:「頑張っても話せない」自分が嫌になってしまったら
第4章:ここぞ!という時に、自信を持つための秘訣
第5章:すべてがうまくいく口グセと、自分との会話習慣
『敏感すぎるあなたがうまく話せる本』の要約
HSPの臨床医である著者が、周りに気を遣いすぎるHSPの方でも、
毎日の生活で相手と自然体で会話ができるためのコツを記した本です。
HSP気質でも人とうまく話すためのコツ
①あらかじめ想定される会話をシュミレーションする
敏感な人は、その場で臨機応変に対応するようなアドリブが苦手で、
想定外の質問を振られると頭の中がパニック状態になりやすいため、
あらかじめ会話をシュミレーションすることで、リラックスして話ができます。
②意識を相手に向けてみる
会話の途中で頭の中がごちゃごちゃになり、話がまとまらない方は、
自分のことに意識が向きすぎていることが原因の一つであるため、
相手から理解や共感を得ようと思ったら、相手が理解できる言葉で伝えられるよう、
意識を相手に向けることに重点を置くことが重要です。
③一瞬で気分が落ち着くセリフを用意しておく
言葉にはエネルギー(ことだま)があり、発した言葉通りのことを現実に現すチカラがあるため、
「大丈夫」など、自分の中で力になる言葉をいくつか用意しておき、
こうした言葉を唱えるだけで、精神が安定するということが心理学で立証されています。
本書から学んだこと、感想
①まず聞き上手になることが大切だと感じました
相槌のバリエーションを増やし、相手の話を共感を持って受け入れ、肯定してあげるような、
「聞き上手」になることで、誰に対しても話し方を考える必要がないため、
楽にコミュニケーションがとれるということを学びました。
②「身体を動かし、カタチから入る」という言葉に感銘を受けました
脳はだまされやすく、身体の動きに反応するので、
人と話す際に、緊張したり気分が乗らないときには、
身体を動かしたり、笑顔を作ったりすることが効果的であるという描写に共感しました。
③「ありがとう」を口癖にしようと思いました
人間関係がうまくいき、運に恵まれている人に共通しているのは、
その人が発しているエネルギーが、それに見合ったものを引き寄せているという研究結果があり、
「ありがとう」は、最上級のエネルギーを持つ言霊といわれているため、
「ありがとう」を繰り返し言葉にするだけで、不運が目に入らなくなり、
いいことばかりがやってくると知り、自分も口癖にしようと思いました。
さいごに
今日は、長沼睦雄さんの著書『敏感すぎるあなたがうまく話せる本』を読んだ感想と、
本の概要についてご紹介させていただきました。
この本は、職場で気を遣い過ぎている上、吃音で言葉がスムーズに出ず悩んでいる私自身にとって、
今仕事で直面している悩みを和らげてくれる要素や解決策が数多く書かれていて、
非常に心に刺さりました。
私と同じように悩んでいる方々にとって、役立つ本だと思いました。
この本で学んだことを実践し、悩みを克服できるように頑張りたいと思います。
この本は、現在職場で人間関係に悩み、
コミュニケーション障害を克服しようとしている私にとって、
刺さる一冊でした。
当ブログでは、私と同じような悩みを持った方に役立つ情報を提供しようと頑張っているので、興味があればご覧ください。
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