こんばんは!はるいちです。
今回は、西脇俊二さんの著書、『繊細な人が快適に暮らすための習慣』を読んだ感想と、
本の概要についてご紹介したいと思います。
このような方におすすめの本です。
✔HSP気質だなと感じている方
✔医学・心理学に興味がある方
✔ストレスを軽減させたいと思っている方
著者「西脇俊二(にしわきしゅんじ)」のプロフィール
精神科医でハタイクリニック院長。
精神科医としての実績だけではなく、「断糖」「消化力を高める」など独自の理論で、
現代人の病気や不調の完治・改善に努めてきた。
現在は、ハタイクリニックの院長として診療をしながら、
メディア出演、医療監修、執筆など多数の分野で活躍中。
ドラマ「僕の歩く道」「相棒」「グッド・ドクター」、
映画「ATARU」などの医療監修を行った。
自身もアスペルガーであり、その苦労を乗り越えた経験を生かした著作も多い。
医療の専門的な情報と豊富な知識・教養に裏付けられた講演は、
健康や食に留まらず、ビジネスパーソンが参考にできる内容も多く、
幅広い聴講者から好評を得ている。
『繊細な人が快適に暮らすための習慣』の目次
第1章:細かいことが気にならなくなる習慣
第2章:人付き合いの疲れを軽減する習慣
第3章:自分に厳しいのをゆるめる習慣
第4章:あなたの繊細さを活かす習慣
『繊細な人が快適に暮らすための習慣』の要約
精神科医で、発達障害のひとつである「アスペルガー症候群」の著者が、
精神科医としての知見から、HSP気質特有の「繊細さがゆえの不安や動揺」について、
自身が臨床で実践してきた手法を応用することで、不安や苦痛を和らげることができる、
ということを記した本です。
「繊細さがゆえの不安や動揺」に対する対処法
①ストレスを減らす
敏感さはストレスによって上下するため、無理をせず休息を大切にし、
ストレスを溜めないことを念頭に置いて行動するよう心掛けることが大切。
少しでもストレスを減らすことで、過敏さを抑えることができます。
②物事の「優先順位」をつける習慣を身に付ける
繊細な人は様々な情報から、「大切なこと」と「そうでもないこと」を選別し、
優先順位をつけることが苦手な場合が多く、結果的に細かいことが気になってしまいます。
そのため、物事の順位をつける認識を鍛えることで、小さなことが気になる癖は
どんどん和らいでいきます。
③他人に期待しない
繊細な人は、他人のふるまいなどを注意深く観察する傾向があり、
その結果、時に相手の言動が自分が求めているものと違った場合、心が乱れてしまいます。
そのため、そもそも相手に期待することをやめれば、自分自身も楽になります。
本書から学んだこと、感想
①自分も「TO DO リスト」を作ろうと思いました
私も物事の優先順位をつけるのが苦手で、
やらなければならないことがたくさんあると混乱してしまうので、
まずは行動する前に、ゆっくりと段取りを立てるよう心掛けたいと思いました。
②食生活の改善がストレス軽減にも繋がるということを学びました
栄養学的にも「糖質を控える」ことで、メンタル不調を和らげる効果がある、
ということを知りました。
特に、葉野菜・赤身肉・魚介類がいいそうなので、お弁当などに取り入れようと思いました。
③好きなことに没頭する時間を作ろうと思いました
脳科学的にも「何かに夢中」になっている状態のとき、盛んに活動していても、
そのときの疲れは爽快な疲れで回復しやすいものということを知りました。
なので、休日は自分の趣味に没頭し、オンオフの切り替えを大切にしようと思いました。
さいごに
今回は、西脇俊二さんの著書、『繊細な人が快適に暮らすための習慣』を読んだ感想と、
本の概要について紹介させていただきました。
精神科医の著者が、医学的な観点からHSP気質の人が陥りやすい不安や動揺を、
軽減する方法を学ぶことができました。
お医者さんが書いた本なので、最初は難しい本なのかなと思いましたが、
内容も分かりやすく200ページほどの本なので、気軽に読むことができます。
また、栄養学や脳科学にも少し触れていますが、全然難しい内容ではないので、
誰でも気軽に読みながら、幅広い知識を得ることができる良本だと思います。
著者の西脇俊二さんは「糖質制限」に関する本も多数出版しています。
健康やダイエットに関心がある方にもおすすめです。
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